野崎の道を歩いていると見えてくる野首天主堂。
本当にこの島は神秘的です。
どこに迷い込んだのかしら。という気持ちになります。
中に入ると、やわらかな静寂が体をつつみます。
教会内のステンドグラス。
野首は1800年代に新天地を求めた隠れキリシタンが移り住んで集落が形成された場所。
明治2年(1869)、平和に暮らしていた人々は禁制のキリスト教徒であるとして
全員が役人に捕縛され平戸に移送され改宗を迫る拷問を受けました。
明治6年キリスト教解禁。
信仰の自由を得た野首・舟森の人々は教会建設を決意し
貧困の中で力を寄せ合って資材を調達し、総出で運搬などの作業に従事。
明治41年、待望の教会が完成したのだそうです。
人々の想いがつまった教会は、今も町が大切に補修し守りつがれています。
島暮らし・ナチュラルライフ
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