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民泊のススメ
島のとあるお宅に家人と家人の会社の方、取材記者の方とともに夕飯にお邪魔しました。
こちらは修学旅行生や旅行者をホームステイさせ、漁師体験などをさせる
民泊の受け入れもされているお宅ということで、おもてなしのプロ。
穏やかで温かいご夫婦と息子さんが迎えてくださいました。

おとうさんが漁師さんで、今朝とれたての美味しい魚料理が並びます。
いわずもがな、ものすんごく美味しい。
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刺身盛り合わせ。
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アジフライ。
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石鯛の煮物
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伊勢海老
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サザエのお刺身
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鯛茶漬け
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などなど。
このほか海藻サラダ、鯛鍋など食べきれないくらいのご馳走が並びました。
どれも体に染みわたる美味しさ。盆と正月がいっぺんに来た。という言葉は
こういう時の為にあるのですね。

お客さんも、玄関をくぐってきてくれた時点で家族のように感じる。お見送りの時にはいつも涙がでてしまう。
と穏やかに話をしておられたお母さん。
朗らかで飾らない優しさに、ああこういう女性になりたいなあ。と憧れの気持ちを抱きながら
おしゃべりをさせていただきました。博識でユーモラスなおとうさんと、陽だまりのような空気で
おかあさんを気遣う息子さん。はじめて会ったのに、ずっと昔から知っている親戚の家にきたみたい。

小値賀の民泊はアメリカの民間教育団体PTP(people to people) が国際親善旅行による世界平和への貢献を目ざし、毎年5万人を超える若者・大人を世界各地に派遣するプログラム「student ambassador」のひとつであり、そのプログラムでのアンケートの結果、世界の交流事業の中で最も満足度が高かったプログラムとして小値賀・平戸・長崎コースのプログラムが世界で断トツ1位に選ばれているとのこと。

テーマパークも華やかなイベントもないけれど、日本の昔ながらの暮らし、日本人の細やかな心遣い、ステイ先での家族との濃密な人間関係が、学生たちに強烈な印象を残しているのでしょう。

個の確立を美徳とし、人前では泣くなと教えられ育ったアメリカの子供たちが、「親の前でも泣いた事がないのに。」と島を去る時に涙を流すという話。数時間のお食事会でしたが、子供たちの気持ちがよくわかりました。

私の友人たちが小値賀に遊びにきたときには、是非すすめてあげたい「民泊」です。

美しい自然と美味しい食べ物。忘れていた優しい時間。
おなかのあたりがなんだかほこーっとあたたかい。
どんな観光地にも負けない思い出深い旅になること間違いなしです。





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Top▲ | by kurashi-asobi | 2009-11-29 06:57 | 島で民泊
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